長野市 信州新町 道の駅 そば信 様
道路の脇にはたくさん野雪がある。春の兆しはまだ見ない。
まもなく正午だというのに、気温は2度ほどしかない。
「今日は温かいものを食べた方がいいな」、標高高い山道の車中で、私はひとりごちだ。
信州新町に来ている。信州新町といえば、ジンギスカンが有名だ。
だが、ジンギスカンとなるとビールが飲みたくなってしまう。
運転だからそういうわけにいかない。
とういことで、今回訪れたのがこちら。

長野市信州新町の道の駅にある「そば信」さま。
こちらのお店、道の駅内にあるからと侮ることなかれ。
とても美味しいお蕎麦を提供していただけることで有名なのです。
駐車場には、安っぽいスピーカーから謎のインスト昭和ポップとジャズが響き渡る。
それがまた雰囲気を出してて良い。


いざ入店。
まずはメニューをチェック。

もちろん温かい……と思ったが、多くの長野県民の方がそうであるように(偏見かも)
そばはやはり冷たいもの、と気持ちが変わります。
周りを見渡せば、やはりというか、8割の人が冷たいそばを注文しています。
ほとんどのものに、ご飯セットをつけることが可能です。
色々と迷いましたが、結局ざるそばにしました。
食券を購入し、カウンターに提出。カウンターには店員さんもおすすめのおにぎりもありました。
道の駅ということもあり、店内は広々としています。

席について、待つ事10分。提供された蕎麦がこちら。

中細くらいの麺でしょうか。いわゆる田舎そばの王道。
表の看板の通り、挽きたて・打ちたて・茹でたて(そばの3大要素!)のこだわりを感じます。
麺がツヤツヤで、うーん、たまりませんなあ。
一口啜れば、そばの香りが広がる。麺に強い意志を感じ、こちらも負けずに応戦する。
その小競り合いを中和してくれるかのように、蕎麦つゆの出汁の香りが鼻を抜けていき
そこには世界平和が訪れます。
みんなが美味しいものを食べれていれば戦争はなくなる、と誰かが言ってた(知らんけど)
少なくとも私の口に中は平和であります。
やっぱり冷たい蕎麦が正解でした。
こちらの道の駅、長野県内で登録第1号だそうです。老舗ですね。
駐車場はさほど広くありません。いつ行っても混んでいる、人気の道の駅です。
直売所なども併設されています。
ご馳走様でした!
【そば信 】さま
長野市信州新町水内4619 道の駅 信州新町内
営業時間
8:30~16:30