中野市 cafe RUSTIC さま
1枚の写真が手元にある。そこには冴えない顔をした少年。
本人だけがイケてると思っている、浮世絵の描かれたTシャツ。サイズの会っていない中途半端な丈の黒色ハーフパンツ。
反抗期真っ只中。家族と一緒に過ごすことへの抵抗感。
ある意味、厨二病の全てが詰まったような写真だ。
ダサい。ダサすぎる。
オシャレになれば、おしゃれにして着飾ればモテる。そう思って、センスだけは磨いていきたつもりだ。
20歳を超え、大人になったいま状況はどうだ?
一人でこの店に来れるか? どうだ?
俺は今、こうしてこの場所にいる。
目の前には芸能人にも引けを取らないほどの見た目の彼女がいる。
二人で街を歩けば誰もが彼女を目で追い、振り返える。
「俺は勝ち組だろう」
と、そんな想像をしなければ男性が一人で来れないのでは? と思ってしまうようなとてもオシャレなお店が、今回訪れた中野市にあるお店「cafe RUSTIC」様です。

11:30のオープン前にお店についてしまったのですが、
入り口から店内を覗いていたところ、5分ほど前にはご厚意でお店に入れていただきました。
感謝しかありません。そして、申し訳ありません。
この日は雪もたっくさん降り、寒かったので助かりました。
(いかれる皆さんは基本的にはお店のオープン、11:30になってから行きましょう)

こちらのお店は以前から気になっていたのですが、ようやく来ることができました。
パイのメニューが気になっていたんです。パイをいただけるお店は正直あまり多くないのではなないかと思います。
気分は上々です。

店内は広々としていて、とにかくおしゃれ。素敵です。
冒頭の、くだらない空想上のおじさんの妄想を思いつくほどおしゃれ笑
メニューを決めてからきてみたものの、一応確認。


ビーフシチューパイを食べるのだ! と決めてきたはずなのに全部気になる!
どれも美味しそう!! 特に、2種のチーズのカルツォーネが……、じゅるる。
しかし! 初志貫徹。ビーフシチューパイを注文。
メニューを見ていただければ、わかると思いますが
サラダ、スープ、ドリンク付きで¥1000って安すぎません?
このインフレの時代に助かります。
待つこと15分、運ばれてきたのがこちらです。

写真にはありませんが、あっつあつのコンソメスープもちゃんとあります!
まずこの、コンソメスープが野菜たっぷりで旨い! スープの温度が非常に嬉しい。
スープカップもちゃんと温めてあると思われます。豪雪地帯ならではの嬉しい気遣いですね。
そして、メインのビーフシチューパイは……、う、旨い……。
たっぷり入っている牛肉はホロっホロになるまで煮込んであり、デミグラスソースはコクがあり深い味わい。
一朝一夕にはこの味は出せないはず。この、濃厚ビーフシチューにサクサクのパイがよく合います。
おいしー!!
そしてドリンクがこれ。

自家製ジンジャエール。
国産生姜、シナモン、クローブ、ペッパー、とうがらしを使用されているそうです。
めちゃくちゃ大人味。
まずは、生姜・シナモンが口の中に広がります。
クローブ、ペッパーが鼻を抜けていき、すべての余韻を残しつつ後味がピリッと唐辛子がしめます。
上記に苦手なものがない方にはぜひ、セットドリンクはジンジャエールのご注文をオススメすます!
一度飲んでみて! ハマるって! 笑
今回デザートは注文しませんでしたが、非常にリーズナブルです。
リーズナブルというか、安すぎやしません?
お食事なしで、お茶しに行くだけでもお勧めです。
ご馳走様でした。
【cafe RUSTIC】さま
中野市中野1933−7
営業時間
11:30〜21:00
禁煙
対象びと
【女性会】
【男性でも周りの目が気にならないメンタル強めの方】
(木曜定休)臨時休業あり