不屈の町中華で食べる、王道の一杯
へこたれても、人はまた前を向ける
人生一度くらい——いや、二度も三度もへこたれる。
立ち直れそうもないほど、精神的にも、肉体的にも、経済的にも
追い込まれる瞬間は誰にでもある。
それでも不思議なことに、私たちは完全には折れない。
心の奥にある「負けない何か」が、静かに支えてくれている気がするのだ。
その支えとは、「変わらない味」だったりする。
長野市民に長年愛され続ける町中華
今回お邪魔したのは、長野市民に長年愛され続ける町中華、永楽様。

「長野市で中華といえば?」そう聞くと、かなりの確率で名前が挙がるのが
この永楽さんではないでしょうか。私自身、何度も訪れていますが、
今回訪問した際は県外から来られたと思われる方に声をかけられました。
「何を頼んだら一番いいですか?」
おすすめは正直たくさんありますが、その方には「焼きそばを頼まれる方が多いですよ」とお伝えしました。
そんなふうに、地元客も県外客も惹きつける名店です。
火災からの完全復活という物語
永楽本店さんは、2015年4月30日、火災により全焼するという大きな出来事を経験されています。
それでも——すぐに再建し、営業を再開。現在は何事もなかったかのように、
以前と変わらぬ賑わいを見せています。
「すごい」。その一言に尽きます。この背景を知ると、不屈という言葉が
とてもよく似合うお店だと感じます。

駐車場はあるが、お昼時は覚悟を
駐車場は完備されていますが、お昼時はかなり混み合います。
特に平日のランチタイムは、地元の方々であっという間に満席。
時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
メニューは豊富、答えは一つじゃない
メニューはこちら。


とにかく種類が豊富で、しかも人によっておすすめが違う。
つまり——どれを選んでも正解、という最高の状態です。
冒頭で焼きそばをおすすめしましたが、それもまた事実。
ニラそば推しの方もいれば、チャーハン派の方もいる。
そんな中で、私の個人的な推しを挙げるなら……
私の推しは、王道タンメン
やっぱりタンメン!

白濁したスープに、たっぷりの野菜。
中太麺がスープをしっかりと持ち上げ、シャキシャキの野菜とコリッとしたキクラゲが
良いアクセントになっています。
「これだよ、これ」と思わせる一杯
まずスープを一口。野菜の旨みがしっかりと溶け込んだ、やさしくも芯のある味わい。
派手さはない。でも、確実に心に届く。「タンメンを頼んだら、これが出てきてほしい」
そんな理想のタンメン。心の中で「これだよ、これ」と何度も頷いてしまいました。
このタンメンを食べると、もう一度チャレンジしてみよう。
永楽さんも負けなかった。じゃあ私だって負けない。もう一度頑張れる。
そういう安心感のある、一緒に肩を組んでくれるような、そんな気持ちにさせてくれるタンメン。
野菜が多く、罪悪感が少ないのも嬉しいポイント。
野菜好きの方には特におすすめです。
迷うことも、外食の楽しみ
もちろんタンメン以外にも、焼きそばやニラそばも根強い人気メニュー。
メニューが多いからこそ、毎回悩む。でもそれもまた、外食の楽しみの一つ。
ぜひ一度、永楽本店さんで思い切り迷ってみてください。
長く続く理由が、ちゃんとある
長年愛され、一度はすべてを失いながらも再び立ち上がったお店。
そこには、料理だけではない強さと温かさがありました。
ごちそうさまでした。
こんな方におすすめ
- 長野市で王道の町中華を味わいたい方
- 野菜たっぷりのタンメンが好きな方
- 地元で長く愛される名店を訪れたい方
- 何を食べてもハズさない店を探している方
【店舗情報】

- 住所:長野市川中島町原1293−1
- 営業時間:10:30〜15:00 / 17:00〜22:00
- 定休日:火曜
- 駐車場:十数台あり
- 禁煙(店前に灰皿あり)
- 価格帯:¥1,000前後
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