「おやつだよー」階下から母の声が聞こえる。
小学生の頃、遊びに夢中だった私を呼ぶあの声。
おやつの時間は、何よりも楽しみだった。
ポテチにチョコパイ、ケーキやビスケット。
そんなポップなものが良いと、当時は思っていた。
でも実家のおやつは、いつも違った。
おにぎり、干し芋、おやき、干し柿。実にシブい。
そして、その中でも”代表格”だったのが「うす焼き」。
ニラせんべいとも呼ばれる、長野のソウルフード。
今となっては、あれほど贅沢なおやつはなかったと思う。
というわけで今回訪れたのは、長野市にある「食の森ひつじ」様。
長野県民のソウルフード・ニラせんべいを、出来立てで味わえるお店です。

トレーラーハウス風の小さなお店で、焼きたてをいただく
国道から少し入ったところ。
トレーラーハウス風の可愛らしい外観が目印です。
駐車場も完備。

店内には雑貨も並び、ファニーな世界観。
落ち着いたピアノBGMが静かに流れていました。

注文を受けてから焼く。これぞ本物のファストフード
メニューはこちら。

他にもライスバーガーやスープもあります。
一枚¥150。良心的。
今回は王道のニラせんべい、野沢菜せんべい、紅しょうがせんべいをチョイス。
アイスコーヒーも追加。
こちらのお店、作り置きではなく注文を受けてから焼くスタイル。
出来立てが食べられると思うと、ワクワクが止まりません。
待つこと数分――
「すみません、追加でミネストローネもお願いします」
メニューを見ているうちに、スープも欲しくなってしまいました。
「1分ほどお時間いただきますが良いですか? 申し訳ありません」
いえいえ、こちらこそ後出しでお願いしたのに、快く対応していただき感謝です。
待っている間、店内を見渡していると、すぐ隣のウッドデッキが利用可能なことに気づきました。
「あそこで食べても良いんですか?」
「どうぞ、お使いください」
なんと、このお店自体がインテリアハウスミヤザワさんの運営だそうです。
トイレなども自由に利用できるとのこと。ありがたい。


カリカリ、もっちり。懐かしい味が口に広がる

ニラせんべい(王道)

まずは王道から。
香ばしく焼かれた小麦粉の香り。
カリカリの焦げ目と、もっちりした生地。この食感のコントラストが、たまらない。
味噌の香りがほんのり、ニラとよく合う。
そうそう、これこれ。一瞬で完食。
ミネストローネ

一旦スープで落ち着きます。
具材たっぷり、ベーコンもたっぷり。トマトの酸味がちょうどよく、体が温まる。
不思議とせんべいとの相性も良い。
野沢菜せんべい

私の実家にはなかったバリエーション。
でも、野沢菜とも相性抜群なんだ! と新しい発見。
野沢菜のシャキシャキ食感と香り。
これはこれでクセになる。
長野の二大ソウルフードの組み合わせ、最強でした。
紅しょうがせんべい

これはお好み焼き風。
ピリッとした紅しょうががアクセントになって、これはこれでアリ。
もしかしたら、一番好きかもしれません。単純に紅しょうがが好きなだけかもしれませんが笑
懐かしさと新しさが、ちょうど交わる場所
お昼がわりに3枚をスープ付きでいただきましたが、小腹が空いたおやつに1枚もおすすめです。
蕎麦やおやき以外の「長野の地元メシ」を探している観光客の方にもぴったり。
そして地元民にとっては、実家を思い出す優しい味。
また、ふと食べたくなる日が来ると思います。
たまには実家に帰って、うす焼き作ってって母に頼んでみようかな。
ごちそうさまでした。
長野市で軽食・おやつを楽しむなら、こちらもどうぞ
- 長野市鬼無里「いろは堂 本店」|焼きたてのおやきに出会う旅の寄り道
- 巨大ばくだん焼きが名物「OCTOPUS HOLD」粉ものグルメ
- おしゃれ空間でランチ・スイーツも楽しめる「Tone Cafe(トーンカフェ)」
- 隠れ家カフェ|COTO cafeの硬めプリンと落ち着く空間
- 寺町商家CAFEで味わう実家みたいな安心感
こんな方におすすめ
- 長野のソウルフード「ニラせんべい(うす焼き)」を食べたい方
- 焼きたてのテイクアウトグルメを楽しみたい方
- 地元食材を使った軽食・おやつを探している方
- 観光ついでに、長野らしいものをさくっと味わいたい方
- 懐かしい味に出会いたい長野県民
【店舗情報】
住所:長野市広田11
営業時間:10:00~16:00
定休日:火曜・水曜
価格帯:¥1,000
駐車場有



コメント