映画『兄消える』ロケ地・上田「喫茶リバーサイド」紫蘇塩あんみつ
「映画の余韻に、ひたりたい。」そう思わせてくれる場所が、信州には確かに存在する。
上田市丸子地区、依田川のほとりに佇む喫茶店。ここは単なるロケ地ではなく、
映画が映し出した上田の”空気”そのものを味わえる場所でした。
と言うわけで今回訪れたのは、喫茶リバーサイド様。

映画と土地をつなぐ、特別な喫茶店
映画『兄消える』。ほぼオール上田ロケで撮られたこの作品と、リバーサイドの関係。
それは「撮影現場そのもの」ではなく、「上田ロケの記憶をつなぐ拠点」として存在している、
と理解するのが正しいかもしれません。
2021年、ここで「映画のまち うえだ」展が開かれました。
古いロケ写真、パンフレット。上田で撮られた映画たちの記憶が、この場所に集まったんです。
そして、このお店を営むのは上田市出身の女優・土屋貴子さんのご家族。
土屋さんご本人が『兄消える』に出演されています。
実際、私が訪れた際も土屋さんが対応してくださいました。
とてもお綺麗な方。それでいて、物腰が美しく優しい。こういう大人になりたいと、素直に憧れます。

依田川を眺める、贅沢な時間
店名の通り、依田川沿いに佇むお店。窓の外には川の流れ。
店内は、昔ながらの純喫茶。落ち着いた空間。窓際の席からは依田川が綺麗に見えて、時間を忘れてしまいそうです。
川の見える席に座り、ゆっくりと待つ。この時間が、もう贅沢。
サービストースト、侮ってはいけません
メニューはこちら。
本日は「特製クリームあんみつ」に決定!


注文を待つ間、サービスでトーストが提供されます。

侮ってはいけません。このトースト。
カリッと焼けた表面。中はふわっと、もちっと。バターが程よく香る。
控えめに言って、最強です。朝は毎日これがいい。本気でそう思わせてくれる一枚でした。
紫蘇塩あんみつ、意外性の勝利
お待ちかねの「特製クリームあんみつ」が到着。

たっぷりのフルーツ。黒豆。アイスクリームとクリーム。黒蜜をたっぷりかけていただきます。
甘すぎず、食べやすい。美味しい。そして、ここからが本番。
紫蘇塩がついてきます。
「え、あんみつに塩?」と思われるかもしれません。
私も最初はそうでした。でも、騙されたと思ってかけてみてください。
黒蜜の甘みに、紫蘇の清涼感と塩気がキリッとエッジを効かせるのです。
これが、たまりません。意外性の勝利です。
映画が映した空気を、現実で味わう
店内には、上田で撮られた古いロケ写真や映画パンフレットが展示されています。
映画『兄消える』が描いたのは、派手な観光名所ではありません。
生活の匂いが残る、町の空気。喫茶リバーサイドもまた、川沿いの静かな立地と昔ながらの空間で、
そうした上田の気配をよく伝えています。
だから、両者の関係は「映画に出た店」ではなく、「映画が映し出した感触を、現実で確かめられる場所」。
そう捉えるとしっくりきます。
窓の外を流れる依田川を眺めながら、美味しい一杯を味わう。
上田のロケ文化の歴史に、静かに想いを馳せる。そんな大人の贅沢が、ここにはありました。
映画を愛する人も、ただ美味しい喫茶を求める人も。上田に来たなら、ぜひ立ち寄ってほしい一軒です。
ごちそうさまでした。
こんな方におすすめ
- 映画『兄消える』のファンの方
- 上田ロケ作品や映画文化に興味がある方
- 静かな川辺の景色を眺めながら、落ち着いた時間を過ごしたい方
- 昔ながらの純喫茶の雰囲気が好きな方
【店舗情報】
住所:上田市御嶽堂295−10
営業時間:10:00~17:00
定休日:木曜
禁煙(店前に灰皿あり)
価格帯:¥1,000


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