縄文時代、長野県は日本の中心地だったんじゃないかと思っている。黒曜石、土器、土偶。この土地で生まれた文化の痕跡は、日本中に広がっている。教科書にはあまり載っていないけど、そういう話が長野にはそこらじゅうに眠っている。博物館で知って、近くでご飯を食べて、歩いて、休む。それだけのことなんだけど、数千年前がちょっと身近に感じられる。
亜里沙のハンバーグ、厚さ5センチ。
喫茶店で、こんな肉厚のハンバーグが出てくるなんて思わなかった。
というか、そもそも今日の予定には入っていなかったお店。
お目当ての店が定休日で、途方に暮れていたところを、吸い込まれるように入った喫茶店「亜里沙」様。
正直、大正解でした。
予定外の出会いがあるから、信州のドライブはやめられない。
そんな本日は、千曲市で古代ロマンを辿る旅です。

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11:00|昭和の喫茶店で、手作りハンバーグ
昭和感漂う店内。注文したのは、ハンバーグ定食。

運ばれてきたそれを見て、思わず笑ってしまった。
厚い。本当に厚い。箸で割ると、じゅわっと肉汁。
ひと口食べると、身体中に元気がみなぎってくるのがわかります。
「ごはん大盛りじゃなくて良い?」
店主の優しい言葉に、思わず笑顔になってしまう。
こういう予定外の出会いがあるから、信州のドライブはやめられない。
12:00|縄文の土偶に、にやけてしまう
お腹が満たされたところで向かったのが、さらしなの里歴史資料館。

円光房遺跡から発掘された縄文時代の出土品をメインに展示されています。
土器や土偶の芸術的センス。


左右対称じゃない美的感覚。それでいて実用性も兼ね備える独特なデザイン。
じっくり見ていると、にやけてきてしまいます。

比較的空いているので、自分のペースで見学できるのもありがたい。
縄文時代だけでなく、この地に伝わる姨捨伝説についても学べて、ビデオ映像が印象的でした。
隣接された古代体験パークも自由に見学できる。
住居の復元を見ながら、縄文時代に思いを馳せる。
現代人の私たちには想像しきれない暮らし。

信州は本当に寒いのに、冬はどうしていたんだろう。
そんなことを考えながら、次の場所へ向かいます。


13:30|県立歴史館で、信州の歴史を一気に辿る
車を15分ほど走らせて、長野県立歴史館へ。
ここ、県内屈指の博物館です。

古代から現代まで、信州の歴史を時代を追いながら学べる「常設展示室」。
「原始エリア」「古代エリア」など5つのエリアごとに、その時代の暮らしや道具が展示されていて、
見て触って学ぶことができます。
入ってすぐにナウマンゾウがお出迎え。
個人的には、やはり原始エリアがたまりません。


土器や土偶を見ていると、またにやけてきてしまう。
時代の流れに沿って見学できるので、人類の歴史、日本の、信州の歴史が自然と頭に入ってくる。
とてもわかりやすい。

受付のスタッフの方が、「森将軍塚古墳もぜひ登ってみてくださいね」と教えてくれました。
おすすめの博物館です。
14:30|古墳を歩いて登る、ということ
そして、隣接している森将軍塚古墳。
歩いて登ると約20分。ただ、結構きついです。


バスも出ていますので、歩きたくない方はバスを利用するのがいいと思います。
でも、私は歩いて正解だったと思っています。
権力の象徴という意味では、本当にそうなのかもしれない。
車も重機もない時代に、人の力だけでこれを作ったのかと思うと、恐怖すら感じます。
見晴らしも素晴らしい。


千曲川。善光寺平。
古代の権力者も、この景色を見ていたのだろうか。
そんなことを考えていると、数千年前がぐっと近く感じられる。
15:30|疲れた足に、杏ジャムソフト
歩いて疲れてしまったので、おやつの休憩時間です。
すぐ近くに、あんずの里物産館があります。

この時期はあんずが旬。日本一とも言われる千曲市の杏。
こちらで、あんずジャムソフトをいただきます。
甘酸っぱくて、さっぱりしていて、疲れた体に沁みる。

このソフトクリームのおかげで、足がみるみる回復していくのがわかります。
半日で回りましたが、とても充実し、学び多き1日となりました。
千曲市に訪れた際は、ぜひ行ってみてください。
また来たいと思える、そんな場所でした。
信州の足元に眠る古代ロマンは、まだまだこんなものではないと思っています。
episode2はどこの街の歴史を掘り起こしに行こうか。
ごちそうさまでした。
こんな方におすすめ
- 縄文時代や古代史に興味がある方
- 博物館巡りと地元グルメを楽しみたい方
- 千曲市で歴史と自然を体感したい方
- 予定外の出会いを楽しめるドライブ旅が好きな方
- 古墳や遺跡を実際に歩いて体験したい方
古代ロマンの夜 —— 千曲市で泊まるなら
今回のコースは日帰りでも十分楽しめます。
ただ、古代ロマンをもっと深く味わうなら、1泊してゆっくり回るのもおすすめです。
博物館見てまわって、古墳を登って、ソフトクリームを食べて、縄文土器を眺めて。
充実した一日でしたが、実はちょっと疲れました。
次はもっとゆっくり回りたい。
朝イチで歴史館、午後は古墳をじっくり散策、夜は温泉に浸かって。
そんな贅沢な過ごし方も、千曲エリアならできるんです。
温泉でゆっくり派
戸倉上山田温泉に泊まれば、古代ロマンの疲れも一気にほぐれます。屋上の貸切露天風呂、最高です。
ちょっと贅沢に過ごす派
客室露天・料理重視の少し良い宿で。翌朝、誰もいない博物館をゆっくり見学できるのが個人的には好き。
日帰りも、泊まりも。どちらでも楽しめる千曲市です。
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